TADANO DABUN

~ 物欲と綴る日常 ~

今年のブロガーさん経由の買い物を振り返る

今年もいろんなブロガーさんにお世話になりました(買い物的な意味で)

一年の振り返り的な記事です。あたたかく読んでいただけますと幸いです。

 

【買い物No.1】お師匠様T

まずは尊敬するブロガーさんのオフィシャルグッズ。素敵!みんな買お!

 

↓しおせんさんのsuzuriから購入可能です。

suzuri.jp

 

ちなみにお師匠様を知らない人からは「何のキャラ?」とよく聞かれます。「キャラというかまぁ推しアーティストの公式グッズ?みたいな?」と適当に答えています。

 

【買い物No.2】エゾエース

今年もコロナに疲弊した一年でした。管理職おじさんとしてはなかなか死にそうでした。そんなときに助けてくれたのがこちら!マジで元気出ます(^μ^)

 

↓詳細はお師匠様のレビューをどうぞ

www.shirofilm.com

 

【買い物No.3】ダンボー折りたたみコンテナ

皆さん、増えていくフィルムの保管、どうなさっていますか? お困りの方はぜひこちら、かわいい収納コンテナをオススメしたいです。これで押入れがめちゃくちゃスマートになりました。フィルム100本以上の方はぜひ。

 

↓詳細はお師匠様の記事ご参照

www.shirofilm.com

 

【買い物No.4】CANON EOS RP GOLD

お次はカメラ関係。キヤノンの軽量フルサイズ、EOS RPです。ちょっとしたお出かけに持ち出しやすく、色味も安定していて素晴らしいカメラでした(過去形)

なんで今手元にないんだろう・・・

 

↓こんなイケメンに誘われたら買うっきゃナイト

買うっきゃナイト!

 

【買い物No.5】OLYMPUS M.ZUIKO 12-45mm F4.0 PRO

こちらは取り回しがよく今年一番仕事で使いました。m4/3ユーザーにはぜひ一家に一台的なレンズです。

 

↓PEN-Fも憧れの一台

fujipancake.com

 

ちなみに今年ではないですが、にゃもさん製作のテーブル台も活躍した一年でした。

 

さて、早くもお師匠様関連で記事を書く力が尽きてきました。ここからは飛ばし飛ばしです。ご容赦を、、、

 

◆アークテリクスのジャケット

さっと羽織れて丈夫で良いのないかな~と思っていたところにオススメいただき購入。今期ヘビロテで使用しましたが、全然くたびれません。とてもよい買い物でした。

超軽い!

 

↓はるかさんの記事はこちら。サイズの選び方とかどのショップがオススメかとか丁寧に教えてくれて最高of最高。

harucame.com

 

PENTAX 645 &カロフレックス

あめさんが楽しそうだったので、つい中判に手を出してしまいましたw

 

↓あめさんのブログより。楽しく撮ってて写真がどれも素敵。センスの塊みたいな方。

amemiya-hair.tokyo

 

◆smc PENTAX-DA 35mm F2.4AL

PENTAXで安くて写るレンズを求めて購入したのがこちら。リラックマカメラと組み合わせて友人のお子さんを撮る際に役立ってます(可愛いカメラだとお子さんも興味をもってくれて撮りやすいです)

 

↓ブラウンさんの記事はこちら。ゲームもPENTAX記事も更新待ってます!

gonchin.com

 

PENTAXも増えてきた気がします。

 

◆IND2 バンジーストラップ

カメラ用ストラップは各社いろんなものがある中で、今年はにゃもさんに教えていただいたこちらのストラップを買いました。伸びて首が痛くならないので重宝してます。

 

↓にゃもさんの毎日投稿ブログ。撮られる幅が広くて尊敬。動物の写真好きです。

nyamotamo.hatenablog.jp

 

SONY RX-0Ⅱ

最後はこちら。唯一無二のスタイルと小型軽量さに惹かれて年末に購入。来年はこれをガシガシ使う予定です。いっぱい撮るぞー!えいえいおー!!

 

↓はぴこさんのブログを参考にしました。いつも作例が豊富、かつ動体(お子さん)を撮った感想がリアルでお世話になっています。

happyhappyfamily.com

 

結構買ってた・・・ まぁ、今年はもう買わないから、ヨシ!

 

ほなまた来年ね~。

オレは楽しい記憶をもって死ぬ【 Fujifilm SUPERIA Venus 800 / COLOR-SKOPAR 50mm F2.5 】

今週のお題は「人生変わった瞬間」ということで、元同居人とルームシェアが決まった日のことを少し。

 

あれは2020年の2月のこと。当時、地元で話題になっていた「ガソリンスタンド居酒屋」に興味をもっていて、誰かと行きたいと思っていました。

kyuuyujyo.hanshin-shokuhin.co.jp

 

その頃何人かいた飲み仲間の中で、一番付き合いがよかったのが元同居人でした。

彼と自分の共通点として「1.お酒が大好き」「2.新しいお店はどんどん開拓したい」というのがあって、とんとん拍子に予定が決まったのを覚えています。

 

飲んで、盛り上がって、二軒目ハシゴして。ビールもワインもおかわりしてすっかりできあがった頃。

 

「社会人2年目になって、税がめちゃくちゃ増えてビックリしました。生活苦しいです。。」

 

ふと彼がこぼしたこの言葉。珍しく声が本気で、それが何か、自分に刺さるものがありました。

 

「んじゃ、うちでルームシェアすればええやん?そしたら家賃浮くで笑」

 

今となってはなんでこんなことをすぐ言えたのか。

 

翌日の夜、彼から連絡がありました。たくさん悩んで、出した結論だと思います。

「昨日ありがとうございました。冷静に只野さんの家に居候したいって思いました」

ルームシェアが決定しました。

 

Fujifilm SUPERIA Venus 800 / COLOR-SKOPAR 50mm F2.5

Fujifilm SUPERIA Venus 800 / COLOR-SKOPAR 50mm F2.5

Fujifilm SUPERIA Venus 800 / COLOR-SKOPAR 50mm F2.5

Fujifilm SUPERIA Venus 800 / COLOR-SKOPAR 50mm F2.5

Fujifilm SUPERIA Venus 800 / COLOR-SKOPAR 50mm F2.5

ここからは特にドラマもなく、ルームシェアは楽しいまま2年間過ごしました。

 

自分の好きな漫画のセリフで「晩年さびしけりゃ、昔の楽しかった記憶なんかすっかり忘れちまってさ、寂しい記憶を持って死ぬ。オレは楽しい記憶を持って死ぬ」というのがあります。同居人との2年間はまさにこんな感じでした。

 

漫画『ハチワンダイバー』より

これからも楽しい記憶を大事にします。

ほなまたね~。

大切な人と写真を、いっぱい、いっぱい、撮ってください【Fujifilm FUJICOLOR 100 / NOKTON classic 40mm F1.4】

Fujifilm FUJICOLOR 100 / NOKTON classic 40mm F1.4

先日、父が亡くなりました。

ガンでした。見つかった時にはすでにかなり進行していて。
余命が宣言された中、治療を頑張ってくれたのですが、1年で亡くなりました。

治療中はコロナ下だったこともあり、見舞い等は難しく。
やっと面会が許されたのは亡くなる直前、意識がはっきりしなくなってからでした。

Fujifilm FUJICOLOR 100 / NOKTON classic 40mm F1.4

病室に入った時、これが最後かもと覚悟して。父との最後を残したいと思って。
カメラを取り出したのですが、シャッターにのせた人差し指に力が入らない。

自分でも驚いたのですが、本当に、指に全然力が入らない。

Fujifilm FUJICOLOR 100 / NOKTON classic 40mm F1.4

弱ってしまった父を残すことに抵抗があって。
同時に、元気だった頃に、なんで写真を残さなかったんだろうかと後悔が襲ってきて。

父は、写真嫌いでした。昭和の人間で。「写真を撮られると魂が抜ける」が口癖。
なので父と自分が一緒に写った写真は全然なく。

でもこんなことになるなら、もっと早くたくさん写真を撮っておけばよかった。
ちょっと魂が抜けるぐらい、一生会えないことに比べれば全く問題でなかったのに。

Fujifilm FUJICOLOR 100 / NOKTON classic 40mm F1.4

なんとか力を振り絞って撮れたのは、病室と、父の一部が写った写真。
どこかギクシャクしたところもあった父と自分の関係を反映したような写真。



8月、初盆が終わりました。
あらためて父との写真を探した中で、ふと、自分も大切な人との写真をどれだけ残してきたかと思いました。

「生きる」という人生の義務をなんとなくこなしていて。
振り返ると自分も大切なことを見落としてきたのではないかと。何を残してこれたのだろうかと。

Fujifilm FUJICOLOR 100 / NOKTON classic 40mm F1.4

これを読んでくださった皆様に一つ。
今生きているあなたにとって大切な人と、一緒に写真を、いっぱい、いっぱい、撮ってください。

 

後悔の無い人生を。

二年間のルームシェアを解消しました【 Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1 】

3月27日をもって、同居人は旅立っていきました。

自分の青春が一つ終わった感じというか。一週間経って、やっと実感が湧いてきたのでここに書き残したいと思います。

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

元々同居人は大きな会社の営業部にいて、大阪にいる期間も数年と決まっていました。コロナで期間が早まる可能性もあったのですが、最終的には任期通り、しっかり過ごせました。

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

二年前、軽い気持ちではじめたルームシェア。元々そんな深い繋がりがあったわけではなく。飲み屋で知り合ったところから細々と関係が続いていたぐらいだったのが。まさかこんな文字通り“同じ釜の飯を食った仲”になっていくとは。人生わからないものです。

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

 

同居人と最後に飲んだ日。「どのカメラで最後を残そうか」と悩んで用意したのはBESSA R3AとNOKTON 50mm F1、フィルムはFUJIFILM PRO400H。そしてX-T2。自分の持っている中で一番と思える装備を準備しました。

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

こういう日のために用意していた、ちょっといいワインやお菓子たち。

 

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

最後ということで、お互いに自然と用意していたプレゼント。素敵な名刺ケースをもらいました。一生大事にします。

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

私からはちょっとイイお店で食事できるギフト券。これからの長い人生、いっぱいイイものを知ってほしいと願って。


途中、急に同居人が立ち上がって、彼の部屋から何かもってきました。

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1


「只野さん、これ覚えてます?」

「あー!あの酔っぱらった日のあれか!!」

 

思えば二年間、一緒に住んでビックリしたこと、楽しかったこと、いろいろありました。それはもう、ここでは書ききれないほどいっぱい。

 

もしルームシェアをはじめたばかりの、あの頃の自分に伝えられるなら。

「二年後、お前が思っているよりも別れはつらくなるよ」

「でも、それ以上に楽しい日々と思い出をもらえるからな。ありがとう」

 

同居人はいつも「只野さんのこういうところいいですね」と言ってくれました(本当に素直な子)

おかげで、いなくなっても「同居人に誇れる自分にならなきゃな」と思えて。思い出以外にもすばらしいお土産を残してくれた同居人には感謝がつきません。

 

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Fujifilm SUPERIA Venus 800 / NOKTON 50mm F1.5 SC

そしてお師匠様の縁からずっと同居人を撮り続けてくれたX-T2、途中から活躍してくれたBESSA R3Aも最後までありがとう。一生の思い出をたくさん残すことができました。

奇しくも、お師匠様に頂戴したビールが同居人と飲んだ最後の一杯でした。

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お師匠様がご縁のX-T2で撮影

 

遅くまで飲んで、この日は寝落ちして締めくくり。最高の夜でした。

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Fujifilm PRO400H / NOKTON 50mm F1



これから希望に満ちた大空に羽ばたく彼に、幸多からんことを。

F1レンズと映画用フィルムの組み合わせが夜スナップに最高でした【 Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1 】

「どんなに暗い夜さえもいつかは終わり、やがて朝が来るだろう」

 

映画『レ・ミゼラブル』の印象的なエピローグで、この言葉が出てきます。フィルムはますます高騰し、ユーザーも減っている気がするのですが、時代はまた変わると思っています。

 

さて、明るいレンズを手に入れたらやってみたくなるのが夜スナップ。今回はちょっと珍しい映画用フィルムを詰めてアメリカ村を歩いてみます。

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

Cinestill 800Tは元々映画用だったフィルムをフィルムカメラ用に加工したもの。強い光源に対してにじむのと、特有の青みがかった色合いに特色があります。これとNokton 50mm F1 の組み合わせ、一度やってみたかったんです。

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

NOKTON 50mm F1は全て開放で撮っています。F1と思えない描写力を秘めている気がしますが、いかがでしょう。

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

この特有の青みが何気ない日常を絵にしてくれる気がしないでもないです。

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

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Cinestill 800T / NOKTON 50mm F1

飲み行きた…じゃなかった。普段ならあきらめる暗所もこの組み合わせなら攻めたくなります。

 

個人的には断然夜に真価を発揮するフィルムだと思います。なかなかお高いですが、その分意外と期限切れ間近になって値下げされるフィルムな気もしています笑 皆さんも安いのを見かけられたら、ぜひ使ってみてください。

 

※冒頭の映画『レ・ミゼラブル』、このCinestill 800Tの元になるフィルムで撮影されたらしいです。映画に負けないぐらいフィルムを消費して、今後もこのフィルムが末永く続くよう、微力ながら力になれるといいなぁと思ったり。